https://www.youtube.com/watch?v=LtXS-PTqI48
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新型コロナの感染対策で、熊本県が発令したBA.5対策強化宣言では、出産間近の妊婦に向けた呼びかけもありました。妊婦が入院できる病院でも病床がひっ迫しつつあります。
宣言では出産間近の妊婦へ「なるべく外出や人との接触を控える」よう呼びかけています。高齢者や基礎疾患がある人と同様に受け入れ態勢のある病院に限りがあるためです。
周産期医療の事情に詳しい熊本市の福田病院 河上祥一院長は。
福田病院 河上祥一院長
「前と違うのは妊婦が重症化するだとか、何かお腹の赤ちゃんに影響するだとか、そういうことはないとわかってきました。ただ、BA.5が増えたことによって、熊本県は37週以降の正期産の妊婦のコロナ陽性者は指定した医療機関で お産をさせる。そうすると感染者数が増えてきたので、指定医療機関のベッドが回らなくなってきた」妊娠37週以降の正期産の妊婦が感染した場合、熊本市民病院など熊本県が指定する県内7つの医療機関に管理入院することになっていて、8割以上がそのまま分娩となっているということです。
熊本県によると7医療機関に妊婦が入院したケースは7月に入って31件と増加していて、更にその中でも入院調整が必要な人が半月に10人以上となるなど妊婦のための病床もひっ迫しつつあるとということです。
正期産の妊婦の感染経路は75%が同居家族からの感染ということで、福田病院でも通院する人へ注意を呼びかけています。
福田病院 河上祥一院長
「ある医療機関でお産するつもりだったのが、(新型コロナに感染すると)いやいやうちではできません。出産できる病院は保健所が決めるんですよ、となると不本意なお産になる可能性もあります。36週以降の方は特に感染に注意をしてほしいのと、特にご主人などは飲み会や会食をするとか感染の機会を作らないことが重要」熊本県内では病床を確保するために、新型コロナに感染した妊婦が熊本県指定の医療機関で出産した後、別の産婦人科医院で陰性になるまで受け入れるという体制づくりが検討されているということです。
https://www.youtube.com/watch?v=LtXS-PTqI48 引用元:熊本朝日放送 KAB NEWS
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